Fuji X-E3’s blog

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中国の今後の話 ~武漢ウイルス コロナウイルス騒動後~

2020年3月12日現在、中国では経済を優先するか、ウイルス騒動を優先するかで揺れ動いているようです。とはいえ、経済を優先し、武漢のある湖北省以外の省では大体の企業が生産活動に復帰したようです。上海の近隣は80~90%くらいの復帰率だと思います。私の住居の周りでも今秋からはデパートも再開しています。人はまだ入っていませんが、とりあえず店は復帰したという状況です。

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中国の地図


ウイルス騒動のグランドゼロ、武漢市はいまだに危険地域となっており、出入りはかなり制限されています。しかしながら、習近平がパフォーマンスのため武漢に訪れています。正常に戻っていることをアピールしておりますが、情報は政府のコントロール配下にあり、制限されており、現在の状況がよく分かっておりません。もし、後2か月、3か月が経ち、武漢が開放されたとしても、皆さんは観光などに行きたいと思うでしょうか?多くの人がNOと答えるはずで、私も仕事であっても行きたいとは思いません。チャーター機で帰った日本人やそのほかの外国籍の人ももう帰りたくないと思うでしょう。開放したとしても以前のように、企業活動が活発になるのは相当後のことだと思います。このウイルスは完全に駆逐できたとならない限りは安心して、行き来することには多くの人が抵抗を覚えるはずです。

さらに心配されるのは、再発のことです。一度完治した人が再発することが確立は低いがあるということです。これは完治したという確認が100%でないため起こることだと思います。しかし、少しでも再発の危険性があるのであれば、残念ながら武漢の人と接触するのは非常にリスクが高いです。体内に共存し続けるようなウイルスであった場合は、もはや、武漢、感染者はずっと隔離する必要が出てきます。

そこで考えられるのが、中国の分断です。今では既に崩壊していますが、昔のドイツのベルリンの壁のようなもので、武漢湖北省を独立させ、一つの国にしてしまうという考えです。当然、それだけでは国として小さいですので、周りのいくつかの省を巻き込んでの独立となるでしょう。今回のタイミングで実現の可能性は限りなく低いですが、近い将来、中国は国を分断せざるを得ない局面が来るのではないかと感じています。

いずれにせよ、ウイルスの正体が不気味なままで、まだ分からないことが多いです。日本では感染者がいまだに600人台(PCR検査で陽性)ですが、なぜこんなに少ないか不思議です。いいことではありますが、日本のあのグダグダな対応を見る限り、違和感を覚えます。東日本大震災の時もそうでしたが、パニックにならないようにかなり情報をコントロールしていると見ています。