いい写真と被写体
この話題は出尽くしていると思います。カメラを始めた頃は上達すれば、いい写真が撮れる、よし頑張ろうと意気込んで、F値、SS、ISOの役割を理解しました。
構図についても三分割方、日の丸構図、対角線構図、など構図について勉強しました。他にも富士フイルムであれば、フィルムシュミレーションの場面に応じた使い方をはじめ、ストロボの効果的な使い方だったり、またまだ学ぶことは多いです。
これらの知識はいい写真を撮るのに必要となりますが、いくら駆使したところで被写体を上回ることはないことを実感しています。
ポートレイト撮影するなら、被写体となるモデルが主役となりますから、より良くするためにはヘアメイクしますし、メイクアップ、ファッションコーディネート、身振り素振り、いろんなものを試行錯誤して、より良い一枚を撮る努力をすると思います。カメラはその被写体となるモデルを、言ってしまえば撮影するだけで、誰かが言ったように「シャッターボタン押すだけ。」です。
忘れた頃にふと思い出すのが、被写体には勝てないよなーってことです。カメラにいくらお金をかけたところで、被写体となるものが対したことなければ、豚に真珠です。逆に言えば、被写体と構図が良ければ、どんなカメラでもいいってことですね。