Fuji X-E3’s blog

FUJIFILMのX-E3について書くブログです。

X-E3 ミラーレスのシャッタースピードについて

シャッタースピード

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レンズなしレリーズ

カメラの3大要素として、S.S(シャッタースピード)、F値(絞り)、ISO感度があります。
一眼レフやミラーレスだけではなく、デジカメを使ったことがある人ならばISO感度については聞いたことがあると思います。僕は最初ISO感度について知った気になってました。最初の理解は数字が大きいほうが暗いところに有利というくらいものでした。

ではS.Sはどうでしょう?これも言葉の意味が分かりやすいので、シャッターのスピード、要は撮るときの速さだよねと理解していました。的を得ているような得ていないような回答ですよね。今回はこのS.Sについて僕なりに理解していることを説明したいと思います。

~そもそもシャッターとは~

まずはこの動画をご覧ください。X-E3を「レンズなしレリーズ」を「ON」にしてレリーズを切ったときの様子です。
シャッタースピードは1/2に設定しています。
youtu.be

※最初レリーズってなに?って思いました。単にシャッターボタンのことです。

動画の中で一回のシャッターを切る動作の中で、2回音がしているのが分かります。
ミラーレスは常にイメージセンサが開いた状態です。シャッターを切ったときに一旦、シャッターが閉じます。(1回目)
そして、指定した時間イメージセンサに光を与えて、その後もう一度シャッターが閉じます。(2回目)
1/2秒なんてあまり使うことないし、一般的に使う1/60, 1/30秒くらいだともう一連の動きになっているため、音は1回として聞こえます。

ここで重要なのは、シャッターは最初開いていて、シャッターを切るときに一度下りてすぐ開いて、S.Sの時間後、シャッターがもう一度下りるということです。

S.Sとは指定した時間、イメージセンサに光にさらすこと

S.Sとは何という問いに対して、最初僕はシャッターのスピードのことと言いました。
正しくは、イメージセンサにS.Sとして指定した時間を光にさらすことでした。
こんなこと知らなくても、写真は撮れますが、理解しておいたほうがより楽しくとれるのではないでしょうか?

S.Sに指定できる時間

X-E3のダイヤルでは以下の通りの時間を指定することが可能です。
B、T、1,2,4,8,15,30,60,125,180x、250,500,1000,2000,4000

B, Tについての説明は省きます。
S.Sは1秒から始まり、1/2, 1/4, 1/8, ....., 1/4000と続きます。
1/2 から 1/4へとS.Sを上げることを1段上げる言います。実際には微調整として、1/2.5, 1/3と設定することが可能です。
大事なことは、1段上げると光の量が半分になり、1段下げると2倍になるということです。

今回の説明はここまでです。
次回以降、F値(絞り)とISO感度についてご紹介します。