Fuji X-E3’s blog

FUJIFILMのX-E3について書くブログです。

X-E3の露出補正ダイヤル【富士フイルム共通 】

結構長い間補正ダイヤルの使い方があ分からずにいました。基本的にダイヤルの存在を無視して使っていたのですが、偶然使った時にようやく使い方の意味がわかりました。

補正ダイヤルとは?

言わずもがな、露出の補正ですね。
一段露出を下げるとか、上げるとかすることができます。試しにフルオートで使ってみると効果が分かります。

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ダイヤルを回すことによりシャッタースピード、絞り、ISO感度が調整され露出を微調整することが出来るのです。つまりオートとして設定している露出設定(パラメータ)を調整するということです。

フルマニュアルでの使い方は?

ありません(笑)
私は最初フルオートでも使える使えるもんだと思って使っていたのですが、当たり前ですが、下げるパラメータは全てマニュアルで設定しているので下げることができないのです。意味が分かってる人にとっては「マニュアルで、露出補正?何言ってんの?」となりますが、私のように意味が分かってない人には何の意味があるのか分かりませんでした。

というか、警告の一つでも出てくれればいいんですけど、フルマニュアルの時にはダイヤルが無効化されるだけなので、混乱するんですよね。説明書見てもイマイチ的を得ない説明で分かりづらいです。

Aモードでの使い方

例えば、絞りは4.0などにした状態で、シャッタースピードをA(オート)にしてみましょう。
それで、補正ダイヤルを回してますと、、、
あらふしぎ、シャッタースピードの値が変わって行くのが分かると思います。
(A:絞り優先(絞りはコントロール可能):シャッタースピードはオート)
私はようやくここで、補正ダイヤルの意味が理解できました。。。

Sモードでの使い方

では逆にしてみます。
絞りをAオートにして、シャッタースピードを125にしてみましょう。
補正ダイヤルを回すことで、絞りが変更になるのがわかると思います。
(S:シャッタースピード優先(シャッタースピードはコントロール可能):絞りはオート)

Pモード

では2つともオートにするとどうなるか?
この場合は、ほとんどカメラ(機械)任せになってしまうのが分かると思います。
何らかのアルゴリズムはあるのでしょうけど、その辺はよく分かっていません。
Pモードはプログラムオート(富士フィルム説明書ではプログラムシフト)の意味で、プログラムの意味はカメラのプログラムって意味なんですね。
「プログラム任せ=オート」いやぁ分かりづらい。
昔、Pオートはプログラムオートと見かけたことがありましたが、プログラムって何の意味か分からず、なぜPにするとオートになるのか分かってませんでした。
(P:プログラムシフト(オート):絞り、シャッタースピードともにオート)

ISO感度は上限12800とかで試すと、ISOが動くことがあるため、ISOは固定にしてやったほうがより分かりやすいと思います。

撮影参考写真

こんな感じで撮影しました。
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適正露出の状態。露出表示(露出インジケーター)は±0になっています。
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F値が4.0 → 2.5に下がりました。露出表示は+1になっています。
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この写真を見てください。もう一段階露出を挙げたところで、絞りの最小値が限界を迎えました。
F値の色がオレンジ色になっているのが分かりますでしょうか?
この色が出てしまうと、今の設定では写真を撮れません。という警告になります。
この状態でもシャッターを切ることはできますが、意図した露出にはなりませんので注意しましょう。
最初この警告色の意味が分からずに、なぜシャッター切ると真っ暗になるのか分からなかった頃がなつかしぃ。
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使い勝手はどうか?

いいです(笑)
使い方が分からない時は邪魔でしょうがなかったですが、これはあると便利です。
特にフルオートで撮るときは、このダイヤル使わないと白飛び抑えたくても、方法がありませんし、もう少し明るくしたいと言ってもどうしようもありません。
マニュアルにする時は、基本は全部設定するものだと思っていたのですが、最近はAモード、シャッタースピード優先モードで撮ることが増えたので、楽に設定を変更できそうです。

まとめ

皆さんは補正ダイヤル使っていますか?
価格.COM掲示板を見たとき、同じような質問を見かけたので、初心者の方はつまづくポイントなんだと思います。
一度分かってしまえば、おそらくどのカメラでも同じような設定になると思います。
補正ダイヤルを使いこなしてバシバシ撮っていきましょう!