X-E3 大きさと重さ、そして握りやすさ ～α5100との比較～

僕はこれまでソニーのα5100を使用していました。僕にとって初めてのミラーレスでしたので、これが僕のスタンダードになっていました。

SS125/F2/ISO5000

重さは224g（ボディ）ですごく軽いです。対して、X-E3は287g（ボディ）。
約60g重たいのですが、購入前にこの60gの重さに対して非常に悩みました。
富士フィルムでもっと軽いのはないのかと、全モデル重量を確認しましたが、富士フィルムで最軽量なのがこのX-E3でした。
しかしながら、この悩みは実際に使ってみると杞憂に終わりました。
確かにα5100はこの上なく軽いのですが、その軽さを実現するためにボディの大きさも小さくなっています。X-E3を所有するまでは小ささと軽さは正義だと思っていたのですが、軽量にすることで持ちやすさを犠牲にしていることに気づきました。
正直α5100を持ってみるとかなり握りづらいです。実際、α5100を使用しているときに気づいてはいたのですが、小型・軽量こそすべてという先入観に支配されており、目を伏せていた部分でした。

α5100を持った後にX-E3を持ってみると、実に快適に握ることができるかが分かります。
小型・軽量だけが正義ではないことが良く分かりました。

同じ焦点距離のレンズをつけて撮影したものです。大きさはわかりづらいですが、縦横高、それぞれ1㎝ずつ大きい感じです。α5100が基準となっていたので、最初にX-E3を手に取ったの印象は「なんか大きい...」でした。

比べてみると良く分かるのですが、α5100のほうが完全にレンズ側にもっていかれている感があります。レンズも200g程度でボディより軽いのですが、重心が悪いせいか重たく感じます。X-E3は非常によいバランスです。